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No.9
2010/09/25 (Sat) 16:39:12

読書と言ってよいものかわかりませんが(笑)
サヴァイヴのメモリアルブックなるものを買ってしまいました。

放送開始が2003年で、リアルで見てたのに、6年も経ってから再熱する事になるとは思わなかった!
でも我慢できなくて買ってしまいましたとさ(笑)

メモリアルブックって何かというと、要するに設定が載ってたり、テレビのストーリー解説が載っていたりする、よくあるアニメ補足本です。

個人的に萌えだったところを、完全ネタバレで語ります!
ちなみに、私の萌えカプはカオルナとハワシャです。
趣旨と反する方にはごめんなさいです(笑)

ネタバレ不可の人は見ないでね!

ではではどうぞ。


本は主に、
・カラービジュアル編
・キャラクター編
・ストーリー編
・インタビュー
等で構成されています。


<カラービジュアル>
カラーはアニメシーンのコラージュでストーリーをざっと振り返る内容と、
EDのイラストギャラリー、キャラ原案を担当された江口先生の原案ラフスケッチです。
江口先生のラフは、皆すごく大人っぽい雰囲気で、全体に丸くしてアニメ向きに直して現在の形に落ち着いたのだなーと納得しました。


<キャラクター設定>
メインキャラクター一人一人に焦点をあてて、基本設定、表情集、仲間からの一言、デザイン集、メモリアルコンテで構成されています。

とにかくルナがかわいいことかわいいこと!
もうールナ大好き!
ルナの表情集はいろんなルナが見れて最高です!かわいいとしかいえない!
ニヤニヤしました。
カオルからルナへの一言は「ルナは結構無茶をする。時には無謀とも思えるほどだ。でも、その無茶が人を動かしてしまう。すごいな、本当に」でした。この言葉だけでニヤニヤできる!
逆にルナからカオルへの一言は「色んなことを一人で背負いこんで、いつも黙っているカオル。何でもできるけど、危なっかしいところもあって、やっぱりほっとけないな」でした!
相思相愛ですね!(フィルターかかってます)
それから、カオルのメモリアルコンテは、伝説の40話でした(笑)ベルがルナにプロポーズしたと聞いて、動揺から串をポキポキ折ってしまうところです。
俯くカオルのバックショット横に解説で(「好き」って言えるってすごい!などと考えている)と書いてあります(笑)
かわいいぞ、カオル!
カメラもカオルだけ意図的に外すよう指示してあったりと、カオルの心情を存分に表現したシーンである事が確認されましたよ(笑)

その他個人的に気になったところ。
・シャアラのコンテでは、シャアラ→ベルは片思いと、はっきり書かれている。
・カオルからハワードへ「お前には腹をたてるのもバカバカしい。だが、考えなしに行動し、思ったままに口にするところは、俺にはできない事だ。少しだけうらやましい」
・シャアラからハワードへ「だんだんみんなの事を考えてくれるようになっていったわね。でも、抱きつくクセはどうにかしてほしいかな。流砂の事は感謝してるけど……それはそれよね」
・ハワードからカオル「まあみんなと、特に僕のためにがんばってくれてたよな。……ああウソウソ! まあ、ちょっとだけお前のようになりたいとは思ってるんだぜ?」

ハワードとカオルは親友になればいいよ!
この二人の友情は滾る!


<ストーリー>
各話のストーリーが、細かい道具の設定などと一緒に書かれています。
みんなの家はこうなっていたのか!とあらためて納得です。
あと、面白かったのは道具の進化ですね。
最初は単なる竹の棒だった弓矢が、矢じりと羽がつく形になったりと、少しずつ進化している様子の解説になるほどーと思いました。

個人的に食いついたのは、メモリアルコンテEX。
没になったコンテを2つ乗せてあったのですが、
そのうちの一つが、51話、出発前夜のみんなの様子。
特に、宇宙をみながら、カオルナが見つめあう、あの名シーンの後に、
チャコとシンゴとタコがデバガメしているという落ちをつけてあってニヤニヤしました!

チャコ「なんで、そこでチューせんねん」
タコ「人の心というのは難しいんですね」
シンゴ「まして女心はね……」
ルナ「なんですって?」
3人「え?」

これ見たかった!!!
っていうか実際にこの場面見た時、まさにチャコと同じ事を思ったよ私はっ!!
抱きしめろカオル!と!!!

さらにコンテでは、この後、ベルシャを覗きに行き、
チャコ「せやからそこで、チューやろ」
シンゴ「こっちの二人も鈍いんだから」

と続いておりました。
お・い・し・す・ぎ・るvv

それからもう一つの没コンテはエンディングですよ。
10年後のエピローグ編。
議員秘書のメノリはコンテ段階では、二児の母だったらしいです。
ハワードは258人目に振られて酔いつぶれている場面でした(笑)
注釈によると、さらに前のシナリオ段階は、
ルナ達の元にハワードとシャアラの結婚式の写真が届く、という落ちだったらしいです。

それまでずっとベルシャで引っ張っていたのに、
ここへきてまさかのハワシャネタが…!!

もんどりうって転がりました。
制作サイドではそれもありだったんだという事が本気で嬉しかった!!
ですよね!私ちゃんと読み取ってた!!(自分フォロー)


<インタビュー>
シリーズ構成「米村正二」さんのインタビューです。
・サヴァイヴの原案は十五少年漂流記を宇宙でできないか、という事
・自分は「子供が見てよいものを」と思っていたが、NHKはもう少し大人向けでも良いと思っていた。
・人間ドラマが好き
・出発前夜の各カップルの様子が削られた理由は時間がなかったから。脚本にあったハワシャ結婚式は、監督の意向で変更になった。
・自分は恋愛ものをやりたかった
・ルナは企画時とだいぶ変わった
・一人殺される候補にベルが上がっていたが、ベル好きが多くて変更に。結局ボルトさんになった。

ベルが死ななくて本当に良かった!!
スタッフみんなで作っている作品だったんですね。
構成作家さんは、私の感性にドンピシャだなと感じました(笑)わかってらっしゃる!



ただの設定資料本なのに、ここまで萌えられるとは思いませんでした(苦笑)
どんだけ俺得な話かと…!!
いやー楽しかった!!
ファンの方はぜひ本を手に取って、ビジュアルを楽しんでくださいませ(笑)
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